人事・賃金制度
納得の高い制度は社員を成長させ業績を向上させます!!
企業の発展の大きな要因に社員の活性化があげられます。
そのためには、社員個々人の能力の開発とその能力の活用、そして各人の納得のいく公正な評価・処遇を行える環境作りが必要となります。
現在、人事制度の流れは、より能力や業績に強く連動した賃金制度となっています。しかし、どんなに立派な制度が出来てもその運用・決定方法が明確でなければ、社内のコンセンサス(総意)は得られません。
人事考課とは管理者の当然の職務(部下能力把握と育成)であり、分析的に評価をし、部下の良い点・悪い点を把握し、指導・育成することが大切です。
社員全員を満足させる人事考課制度を作ることは大変難しいことですが、社員が今まで以上に目的意識を持ち、活き活きとヤル気を出す「納得性の高い」制度を構築することは可能です。
人事考課制度は「社員を成長させ業績を向上させる仕組み」である。ただ単に賃金や賞与を決めるためだけのものではないということです。社員が生き生きとやる気をもって働けるような人事評価制度をつくり、運用していくことが、大切です。
人事考課で業績を上げるというと、「金銭をエサにやる気を出させる」とイメージする人がいるが、そうではなく、成果の出る仕事の進め方を見つけて公開すること、またそれを評価基準に入れることによって実行するように仕向け、その結果、業績を上げるということです。
それを運営していくための体系図が次のようなイメージになります。