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2019.06.03
【経営】熱中症予防の普及啓発・注意喚起について(厚生労働省)
厚生労働省では、これからの時期に備え、国民一人一人に対して熱中症予防の普及啓発・注意喚起を行う等、対策に万全を期すことが重要としています。そのため、同省では、熱中症予防を広く国民に呼びかけることを目的として、リーフレットを作成しており、その周知を図るための事務連絡が行われました。
その内容が公表されていますので、ご紹介いたします。
こまめな水分・塩分の補給、扇風機やエアコンの利用などの基本的な熱中症の予防法が紹介されています。
油断していると、誰の身にも生じ得るのが熱中症ですので、今一度確認しておきましょう。
「熱中症」は、高温多湿な環境に長くいることで、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。
熱中症の症状
○めまい、立ちくらみ、手足のしびれ、筋肉のこむら返り、気分が悪い
○頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感、虚脱感、いつもと様子が違う
重症になると、
○返事がおかしい、意識消失、けいれん、からだが熱い
■熱中症予防のために
・暑さを避ける
室内では・・・
○扇風機やエアコンで温度を調節
○遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用
○室温をこまめに確認
○WBGT値※も参考に
※WBGT値:気温、湿度、輻射(放射)熱から算出される暑さの指数
運動や作業の度合いに応じた基準値が定められています。
環境省のホームページ(熱中症予防情報サイト)に、観測値と予想値が掲載されています。
外出時には・・・
○日傘や帽子の着用
○日陰の利用、こまめな休憩
○天気のよい日は、日中の外出をできるだけ控える
からだの蓄熱を避けるために
○通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服を着用する
○保冷剤、氷、冷たいタオルなどで、からだを冷やす
・こまめに水分を補給する
室内でも、外出時でも、のどの渇きを感じなくても、 こまめに水分を補給しましょう。大量に発汗する状況では、経口補水液※など、塩分等も含んで補給しましょう。
※ 水に食塩とブドウ糖を溶かしたもの
■熱中症についての情報はこちら
厚生労働省
熱中症関連情報[施策紹介、熱中症予防リーフレット、熱中症診療ガイドラインなど]
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/
「健康のため水を飲もう」推進運動
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/
STOP!熱中症 クールワークキャンペーン[職場における熱中症予防対策]
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000116133.html
環境省
熱中症予防情報[暑さ指数(WBGT)予報、熱中症環境保健マニュアル、熱中症予防リーフレットなど]
http://www.wbgt.env.go.jp/
気象庁
熱中症から身を守るために[気温の予測情報、天気予報など]
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html
異常天候早期警戒情報
http://www.jma.go.jp/jp/soukei/
消防庁
熱中症情報[熱中症による救急搬送の状況など]
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList9_2.html
詳しくは、こちらをご覧ください。
参照ホームページ[厚生労働省]
https://www.mhlw.go.jp/content/000511284.pdf